緑の長いもの
ケッァールの長いしっぽ
お祭りの龍
あの世行きの電車
大きな川
彗星の尾
蛇
なんで緑っぽい長いものは魅力的なのかな?
スティーブの双子というオーロラに似ている高速イオン流
紫と緑の帯のジェット状の現象
バカみたいな話なんだけど 私それの緑の方を触ったことがあるの
娘が〇か月意識不明でいよいよ医者に覚悟してと言われた夜
それを触って娘に届けって思ったの
きっと こういう事を祈りっていうのかもしれない
その峠の翌日 目覚めて開口一番 ご飯食べたいって言いましたよと
看護婦さんから電話がきて 泣き笑い
そのあとバタバタして しばらく経ってやっとほっとして
まあ多少の後遺症は残ったけれど
あれは あの緑の霧のリボンみたいなものは 幻想だったのかな
疲れてたし 混乱してたしな と思っていたところ
町内の絵を描く人が その時期にまさかの絵をかいていたの
私の家から見た角度と その人の家から見た角度も検証した
信じられなくて 現場検証してしまったくらい
まさに 私があの夜見たものと そっくりなものを書いた人がいた
更に その出発点の真下には とても古い子育て観音様の社
その周りを 歴史ある社が取り囲んでいる
そしてその真上は北極星
社を回り御礼を申し上げ 最後に北極星に御礼を言った
それから北極星が見える日は お礼を言っている
何度も何度も見つめているうちに 一ついい事があった
あの星に目の焦点を合わせる行為をすると
姿勢と視覚のピントと呼吸が とても落ち着いてほっとする
イライラや疲れが 微かに穏やかになっていく
あの小さな光は 遠い宇宙に浮かぶお星さま
ずーっと北半球を いつでもどんな時でも 見つめているお星さま
これからも しばらくは見守っていてくれる北極星
それがどんな名前で太古の昔から存在しているのかはわからないけど
本当に必要な人には 長い緑の帯を伸ばして命の素をわけてくれる
どれほど大きな慈愛なんだろう 緑の長いもの またいつか会える日まで