群青
防人の詩
愛しき日々
closeyoureye
鶴
家の屋根裏に雀が巣をつくらなくなり何年たつのだろう
床下家族代々すんでいたトカゲは元気にしているだろうか
去年は路上で熱中症で朦朧としている鳥に二度水を飲ませ草かげに移した
住処を失くした猛禽が数羽 隣接する雑木林に移住し夜ごとホーホーと泣いている
太陽の光はそんな事を望んではいないだろう
しかし太陽が神ならば人格は持ち合わせないだろう
とある男性について
文盲だが突出した才能がある なんの設備もなく
一般住宅のよくあるアルミサッシの窓辺で一年中蘭を咲かせている
大輪のカトレアとデンドロ 売り物と遜色ない
人間嫌いだが植物と交流できる様子だ
またこの手にかかると一年草も年を越すのはざらであり
他にも手植えしたものは太く大きく早く育つ
なのでここの家庭菜園は信じられない小ささでも
多種の野菜を売り物と変わらない大きさで収穫している